ヘドロ

妄想と暴論

そもそもまともなブログサービスが無いって話

ブログを始めるにあたって
まずどのブログで始めようかと考える。
条件は2つ。

[1]テンプレートに自分の気に入ったデザインがあること。
[2]新着記事が分かりやすく表示されていること。

[1]は楽だから。
見つけてしまえばあとは文章を書くだけでいい。
[2]は広がるから。あとモチベーションが上がる。
時系列で表示される新着ブログは内容がランダムで、意外なものがあり発見がある。
この発見こそ私がインターネットに求めているものである。
物の内容であれ、物の考え方であれ、見識が広がるのは素晴らしい。
また、自分のブログが一瞬でも表示されるのは嬉しいものである。

ところが、この[2]を満たすブログサービスが非常に少ない。

多くの有名ブログのトップページはオススメの記事から始まる。
次がランキング上位。
そしてこの二つは内容が似通っている。
そりゃそうだ、オススメしたら閲覧数が増えてランキングが上がり
ランキングの上がったものは人気コンテンツなのだからオススメしやすい。
結局ずっと同じ物しか表示されていない。発見が増えない。面白くないのだ。
まるでお前らはずっとこの餌でも食ってろと言われているような気分だ。

新着記事を探そうとしてもカテゴリー別に行かないとダメとか、
記事タイトルのみで内容が分からないものばかり。
新着記事には内容のランダム性が欲しいし、取っ掛かりとなる冒頭の内容ぐらいは欲しい。
今のブログは見える世界を狭くしているなと感じた。
見えなくしておいて「発信してみませんか?」だなんて白々しい。

はてなダイアリーが好みの新着記事の表示をしていることは覚えていたので
結局ここで開設しようとしたら新着欄が荒らされていた。
ロシア語で書かれた謎の新設ブログが1分あたり2~3個ずつ開設されてそればかりが上がっている。これはだめだ。
はてなブログは以前は新着記事が見られた。が、今は見られない。
しかしページだけは存在するようで、検索するとある
ある程度の量が、冒頭の内容付きで見られる。大変素晴らしい。
そしてこんな素晴らしい機能を隔離している意味が分からない。
トップページの片隅にテキストリンクを貼るだけでいいのにそれを外した意図が分からない。
見識を狭めてオススメ記事だけを紹介する目的は何なのだろうか。もっと違う餌をくれよ。

ついでに言えばはてなダイアリーの新規開設をそろそろ停止するらしい。
口うるさくはてなブログへのオススメをしている。
結局消去法、隔離されているとはいえ、新着記事の表示内容が一番良かったのではてなブログにした。
しかしこの方向性が続くようなら考えものである。

公開性にしようが非公開性にしようがこれでは変わらない。
多くのブログは誰にも見つかることなくネットの海を漂っているようだ。
文字通り見つけてもらえる場所さえ殆ど無いのだ。
それに救難対象でもないからそのまま通り過ぎたっていい訳で。
唯一の出会いが通り過ぎて終わり。物語すら始まらないで終わるなんて新鮮。